「ライティングに自信がない…」
「読み返すと意味不明…」
「アクセスが伸びない…」
初心者ブロガーさんは特に悩みが多く、下手をすると挫折の原因にもなります。
もちろんブログを運営していくうちに、トライアンドエラー的にライティングスキルは伸びます。
「でも、どうせなら早い段階から成長を感じたい。」
そんな方のために、ライティングスキルを上達させるために僕が読んだ本の中から、「効果を感じられた本」限定で紹介します。
知識は実際に使えないと意味がない!
分かりやすい・読みやすいだけじゃなく、実際に使える知識かどうかまで踏み込んで考えたので、冊数は少ないです。
contents
初心者が読むべきライティング本はこの2冊でOK!
ライティングに自信がない方のために、本を選ぶ基準を紹介します。
- 初心者でも読みやすいかどうか
- すぐ使える知識があるかどうか
誰でも読めて、誰でもすぐ使える知識が手に入るというところを基準にしました。
たくさん紹介しないと検索順位は上がりにくいのでほんとはたくさん紹介したいのですが、ここで紹介する2冊だけで基礎ができます。
初心者だからって本をたくさん読めばいいってもんじゃない!
紹介する本で手に入る知識は、読んだ瞬間に使える【即戦力知識】です!
まずは少数精鋭の考えで、ブロガーとしての基礎を作りましょう。
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- 沈黙のWebライティング
20歳の自分に受けさせたい文章講義
この本に向いていない人と向いている人の紹介から入ります。
論理的に説明されているので、感覚的に学びたい人には向きません。
しかし、論理的に流れに沿って「書く技術とは何か」を身に着けたい人にとって、心強いパートナーになってくれます。
本書が第一の目標とするのは、「話せるのに書けない!」を解消することだ。
20歳の自分に受けさせたい文章講義 / 古賀史健 / p.7
面と向かって話していると、あいまいな表現であっても相手と意思疎通を図ることができます。
会話のような双方向のコミュニケーションと、文章を書いて言いたいことを伝える行為は根本から違います。
記事を読者が読んでいるとき、書いた人はは読者の隣にいないよね。
隣にいれば読者の顔色を伺いながら補足説明していけば「言いたいこと」は伝わります。
つまり、ブログ記事では、文字やメディア(画像・動画)から「読者が読み取れない事」は伝わりません。
読みやすいリズム・分かりやすい構成で書かれた文章で読者を引き込む必要があるよね。
「なぜ、話すことができるのに書けないのかな。」
それは、「書く技術」を身に着けていないからなんです!
この本を読み進めるほどに「だから上手く書けなかったのか…」という気持ちになります。
さらに、「書けない」を解消するためにどうするかまで掘り下げられているので、読んだ瞬間から使える知識を得られます。
全部ためになるんだけど、特にブロガーに響くのは第3講!
第3講には【読者の「椅子」に座る】という内容が書かれています。
「集中して書いたもの」がそのまま「集中して読んでもらえる」と思っているなら、それは大きな間違いだ。
20歳の自分に受けさせたい文章講義 / 古賀史健/ p.181~182
人を説得するような「押し付けの文章」を書いている場合は、もしかしたら読んでもらえてないかもしれませんね…
悪いことは言いません、何歳からでも身に着けられる「書く技術」を今から知りましょう。
\書く技術を手に入れたい人は必読/
沈黙のWebライティング—Webマーケッター ボーンの激闘—
この本に向いていない人と向いている人の紹介から入ります。
SEOやWEBライティングについて、難しくてもいいから原理原則までをがっつり身に着けたい人には向いていません。
漫画形式とその後のまとめ的な解説文で分かりやすく書かれているので、ある程度網羅された基礎的な土台を作りたい人にとっては名著となります。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は読者にとって価値のある文章を書くために必要です。
「沈黙のWebライティング」は、SEO(earch Engine Optimization)に評価されるライティングスキルを身に着けられます。
いくら質の高い文章でも、検索エンジンが評価してくれないとそもそも見てもらえない!
読者にとって良質な記事を書くことに加えて、検索エンジンに評価されなければなりません。
「どうしたら評価されるの?」と思いますよね。
ブログは人間と似ています。
どうしたら健康になるかという問いに答えられないように、どうしたら完璧にSEOを考慮したブログになっているか一言で答えるのは難しいです。
でも、SEOのためにできることはたくさんある!
「沈黙のWebライティング」を読むことで、SEOに評価されるとはどういうことかの基礎知識を得ることができます。
漫画形式で読みやすいのは推しポイントなのですが、途中に挟まれている「ヴェロニカ先生の特別講義」がめちゃめちゃ勉強になります。
なぜ、SEOを意識したライティングが必要なのか?
沈黙のWebライティング / 松尾 茂起 / p.86
やみくもにネットから断片的な情報を集めるのではなく、基本的なことを体系的にインプットしてからのほうが知識として定着させやすいです。
用語を調べつつネットで知識を付けるのは大変だし、何より偏っちゃう。
この本で基礎知識を仕入れることで、他の少し難しい本を読むための言語を習得できます。
\SEOの基礎を手に入れたい人は必読/
紹介した2冊の本がカバーしてくれる初心者の弱点
初心者ブロガーには弱点があります。
- 文章構成力
- 考えていることを文章にできない
- Webライティングスキル
- Webサイト・ブログで求められる文章を作成することができない
紹介した2冊の本によってカバーできるこの弱点を、今一度理解しておきましょう。
文章構成力とは
記事を書く時、「こういう文章にしよう!」と意気込みますよね。
記事を書き終えた後、その通りに書き終えられますか?
いつの間にか全然違うこと書きそうになってたって経験は誰にもあるはず…
「考えた通りにかけるし、読み直しても思っていた通り!」という方はすごいです。
でも、言いたいことを上手に文章にできなかったり、分かりにくい文章になったりしちゃいますよね。
書く技術と、文章を構成する経験が足りないからそうなっちゃう!
初心者でも、文章を書くための技術は手に入れられます。
正しい書き方を理解した上で、経験を積むことが成果への一番の近道です。
Webライティングスキルとは
ブログ記事には、読者のための文章を書く技術に加えて、SEOを意識したライティングが必要だという事はすでに説明しました。
人間とプログラム相手の文章って、一見全く別物に考えられるかもしれません。
本質的には同じことだよ!
検索エンジンの代表格と言えばGoogleです。
Googleは評価基準を持っており、様々な角度からブログ記事を評価しています。
どのような評価項目があって、どういう対策がとれるかを知らずに記事を書くのはもったいないと思いませんか?
読者の立場に立って記事を書くように、検索エンジンの立場に立つことも大事!
SEOを意識することで、社会のためになる記事だと認めてもらうことが必要です。
ブロガーに必要な書籍は「即戦力知識」を身に着けられるもの
いわゆるハウツー本って「成功例に沿った特殊解」が書かれている本が多いかもしれません。
なるほど、それで何したらいいんだろう…
ただの特殊解ではなく、著者の経験を「誰でも使える知識」に昇華してまとめた本を読むべきです!
そのような本から得る情報は身に染みて血肉となり、すぐに使える即戦力知識が身に付きます。
即戦力知識を使うことで、経験に基づく技術が手に入ります。
経験に基づく技術の習得を加速させるには先人の知恵が必要だってこと!
この記事で紹介したライティング本は、初心者でも読みやすく、すぐに使える即戦力知識を身に着けられます。
体系的な即戦力知識の上に、経験を積むことが成果への近道だと考えています。
運営6か月目に月間3万PVを達成した記事作成方法もまとめています。
初心者ブロガーからの脱却をめざす!
ぼくも文章を書くのはそこまで得意ではなかった…